持続するNO TRUNKS

国立駅南口3分ジャズバーです

2011-01-01から1年間の記事一覧

新年明けましておめでとうございます。 旧年中は御愛顧有難うございました。 開店当初からの一つの目標であった10周年を迎えられたのもひとえに皆様のおかげです。 9,11ニューヨーク・テロの年に開店し、3,11東北大震災の年に10周年とは何の因果…

12月23日(金)vol.696このバンドが世界に羽ばたく夢を見た。決して出しゃばった大きな音で語らないが、音のニュアンスがとても繊細で広くて大きくて。橋爪、市野の若手〜中堅。池長、宮野の中堅〜ベテラン。中々こんな素敵なバンド世界を見あわしても無…

12月24日(土)7時〜 ■クリスマスイブのご案内

ことしのクリスマスイブは3連休の中日。盛り上がったイブが過ごせそうですね。ただし、資金と恋人が必要ですが。NO TRUNKSでは毎年イブには手作りのお菓子を無料でお出ししています。今年もそうしようと思っています。ただ、音楽は例年のクリスマスソング一…

12月16日(金)vol.694小説家、翻訳家、評論家・・・多くの顔をもつ五郎さんですが、やはりシンガー・ソングライターの顔がメインでしょう。当店でのライヴも定着してきました。今回はラストショウのメンバーでもある、律さんとのDUOになります。お二人…

12月9日(金)vol.691先日、結婚披露宴がPIT INNで盛大に行われた朱美ちゃん。いろんなところに写真がアップされていて幸せそうです。2009年の4月10日(金)vol.401 が初登場だったこのバンド、来春には丸3年の活動期間になる。時の流れる速さに…

12月2日(金)vol.689当店限定バンドの一角を占める松風&小森バンド。4ビートを底辺に敷きつめて時折フリーの牙をむく。70年代から変わることのない己のジャズに対する信念が宿るバンド!松風鉱一sax&小森慶子sax5=清水くるみp,吉野弘志b,藤井信雄…

11月25日(金)vol.688人生50年と言われた時代は遥か昔のこと。今や人生80年、90年の時代。50代なんてまだまだこれからですよ。とは言うものの、こと創造力に関する限り30代40代の斬新でエネルギッシュな感性には敵わないのが現状だ。しかし…

11月27日(日)6時〜■シリーズ「極める!」 参加費500円■ジョー・ヘンリー&クレイグ・ストリートのプロデュース作品を極める!

1995年発売の New Moon Daughterアーティスト: Cassandra Wilson出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 1996/03/05メディア: CD購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (22件) を見るで少し有名なったクレイグ・ストリートですが、世界的な…

11月18日(金)vol.687ビ・バップがテーマだった前回に続いてのDUOです。キース・ジャレットの隠れ名曲ありオリジナルありと、変化に富んだ選曲は二人のセンスの良さがうかがえます。このDUO、当店で定着すると思います。増田ひろみas&松本茜p 二人とも…

昨晩のこと(11月10日)、突然power jazzの主催者であるmusiaの学生が3人、暗い顔をして店に現れた。「申しわけないのですが、お願いしていた模擬店での販売が不可能になりました」「え???????????」。5年続いているpower jazzの企画書を初め…

*[ライヴ案内] 11月11日(金)vol.636すっかり定着しました、二人のライヴ。お茶目で涙もろくてパワフルで凛としている長見さん。ギターも超個性的で惚れ惚れします。リズムと色づけで抜群の相性を見せつける早川氏。「いいな、この二人」聞くたびに思い…

11月4日(金)vol.634 この日に限り開演7時15分、2部開演8時半です。現在奄美観光大使のハシケンさん。春に初めて観て感動しました。今度は正式に梅津さんとのDUOをやりたいと思いました。 私の不注意から開催が危ぶまれたのですが、なんとかセーフ…

11月3日(木・祭)ジョン・コルトレーンの名作「ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」が録音されたのは、いまから丁度50年前の11月1日〜5日のことでした。 若い人たちにとってヴィレッジ・ヴァンガードとはお洒落な雑貨屋の店名だろうが…

10月28日(金)vol.633宮野裕司4、3ギターズ、竹内直バスクラ3、そしてこのトリオと中牟礼貞則さんをフィーチャーしたバンドはどれもが素晴らしい。70歳をとうに越した中牟礼さん(渡辺貞夫や白木秀雄と同じ1933年生まれ)の若々しさに驚く。水…

10月21日(金)vol.631中央線ジャズの若い芽が育っている。林栄一ガトス・ミーティングやスガダイロー・トリオで活躍するムサイ男(中央線系は顔やファッションで売っていない、これは褒め言葉だ)二人に紅一点の栗田さんで構成されるオンセン・トリオも…

10月14日(金)vol.626日本人でありながら海外での生活が長く、まさに世界を股にかける若手ドラマーの注目株、大村亘。遅くなりましたが初リーダー作“Introspect”発売記念ライヴです。彼はドラマーとしてばかりでなく魅力的な作曲家でもあります。大村亘…

10月7日(金)vol.624今から四半世紀前に制作された2枚のアルバム「ソルト」と「ドライ・シェリー」。早川岳晴のデビュー作と片山広明のセカンド。そのメンバーたちが久しぶりに集合する。名付けて「ドライ・ソルト」。ドライ・ソルト=片山広明ts、石渡…

9月30日(金)vol.622是安さんの葬儀でお見かけしたくるみさんと工藤さん。多くの友人や同僚ミュージシャンに見送られた是安さん。「氷なしのウーロン茶ください」。いつもの是安さんのセリフがもう聞けないと思うと悲しい。マズルのベース奏者が二人共い…

9月23日(金)vol.621日野皓正、日本を代表するトランぺッターにしてジャズの牽引者。八木美知依、純邦楽の楽器琴をジャズの世界に持ち込み、地球規模で活躍するフリー・ミュージックのミューズ。音楽性の違う二人に共通するものは? 答えは、バンドに田…

9月16日(金)vol.619東北を襲った大震災から半年が過ぎました。まだまだ復旧への道は遠いと思います。コツコツと地道な努力の積み重ねしかありません。頑張りましょう! あの日、携帯も通じず、したがってメンバーと連絡も取れず。電車が止まっていたの…

9月9日(金)vol,617 11月13日(日)に開催されるPower Jazz2011にも出演が決定した寅カルテット。この日は当日のリハも兼ねてやります。当店で結成された、当店オリジナル・バンドの、パワー溢れる一撃を堪能してください!林栄一as×スガダイローp×安…

9月2日(金)vol.615 テナー奏者以外にも、ユニークな自作楽器を制作し演奏するパフォーマーンスも話題の広瀬氏。インプロバイザーとして、我が国トップ・テナーの座は揺るぎない。世界の井野信義や芳垣安洋を納得、共感させるのだから。 ご覧頂きたい、世…

8月26日(金)vol.613今週は北海道が育んだ二人の若手ピアニストが連続で登場する。浅川太平、1977年札幌生まれ。現在34歳。彼も石田幹雄と同じく、横浜ジャズ・プロムナードのコンペティションで賞を受けて注目されるようになった。 同じ北海道勢…

8月19日(金)vol.611 市野元彦が目指す音楽の世界は、透明で深遠。到底凡人のおよびつかぬこと。 と思っていたが、リード奏者を替えてみるとグッとジャズ寄りになってきた。 人気奏者集団の中にあって、是安氏は少し影が薄いが、彼ほど深い音色と技巧を…

8月12日(金)vol.609 古澤さんと本当に親しくなったのは、このバンドのアルバムを録音してからだ。それまでは、雲の上の人だったから、古澤良治郎。望月さんもそれに近かった。だって、私の好きなアルバムのベースは何時も望月英明か川端民生だったから…

8月5日(金)7時〜 恒例Promotion at Weekend nightのご案内平井庸一のジャズ・ギター列伝 vol.5 「アラン・ホールズワースとコンテンポラリー・ギター奏者の系譜」ギター奏者、平井庸一氏によるギター講話。チャージ500円。 8月6日(土)vol.608 …

8月5日(金)7時〜恒例Promotion at Weekend nightのご案内 第5回 アラン・ホールズワース〜コンテンポラリー・ギター奏者の系譜Secretsアーティスト: Allan Holdsworth出版社/メーカー: Cream発売日: 2007/05/08メディア: CD クリック: 1回この商品を含…

8月1(月)独壇場プラスvol.2011-8開演9時、1ステージのみチャージ1000円 太田朱美fl+若井俊也bゲストは若井ブラザースの弟で、井上銘バンドのベース奏者。

7月29日(金)vol.606 昨年10月に発売された「愛しあうことだけはやめられない」が静のアルバムで、同時録音された動のアルバムが発売を控えている・・・ハズである。 発売されるまでは、ライヴで堪能するしかありません。山口トリオのライヴは全国でも…

7月22日(金)vol.604 80年代、オーネット・コールマン一派が提唱しジャズの裏社会で猛威を振るったハーモロディック理論。結局難解で色あせてしまったけれど、サウンドとしてはダンス音楽とフリージャズの複雑な融合だったのかな。ウルマーやジャクソ…