2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
先週に続いて宮野氏の加わったバンド。しかし奏でる音楽の内容はかなり違います。先週の宮野バンドがかなり明確なサウンドの目標、例えばクールなコニッツとかデスモンドとかを指標としているのに比較し、このトリオは3者が別々の志向なのです。どこか危な…
7月26日(土)は川端民生=バタさんの命日です。2000年に亡くなったので、もう8年が過ぎたんですね。早いな。2000年は激動の年でした、林栄一にとっても私にとっても。 当日26日は全面的にとはいかないですが、バタさんの参加したアルバムを多…
たしか昨年も厳しい暑さの中でのライヴだったと思う。こんな季節にピッタリなのだ彼らの音楽は、音楽だけでもクールでありたいと想わせるそんな季節に。 夏バテの人も、夏バテ一歩手前の人も、冷たいビールとクールでやさしい音楽につつまれて至福の時を過ご…
石田幹雄p、独壇場! 巨大な振幅の波があなたを襲う!
ビリー・ホリデイ(1959) ジョン・コルトレーン(1967) 石原裕次郎(1987) の命日です。 選曲はこの3人のアルバムに限定させていただきます。
飄々とした久保島氏。柳のようです。人が良すぎるのかもしれません。でも人がいいのは好かれこそしても嫌われはしないのです。彼は個性派だと、私は思います。マル・ウオルドロンの後継者かもしれないと思っています。それが証拠に、ベースの藤原清登氏が彼…
本来なら北海道まで行かなければ聞けないバンドがやってくる。各種リード楽器を操る奥野氏は「北海道に奥野あり」とうたわれる逸材。因みに当店常連の松風鉱一の愛弟子である。バックの3人は横浜ジャズ祭を震撼させたあのトリオだ。関東ツアー第一弾の今回…
5月の津上と南のデュオに続きいよいよ本命BOZOが当店にやってくる。渋谷オーケストラや古澤「ね」人脈と、ティポカや菊地人脈のミックスしたこのバンドのサウンドは、中央線ジャズのクール・バージョンと云ったところか。 私にとっても初体験のBOZO、楽しみ…
3月22日に二人の初デュオを企画。それは、私の予想を上回る激しくも美しいライヴであった。そこで早くも再戦を企画した次第だ。アルトの達人として確固たる位置を占める林。もはや、「渋さ知らズの」などと注釈が必要なくなった成長著しいリード奏者小森…
良治郎が動き出した。自身のリーダーバンド「ね」以外はパーマネントなバンドを組織せず、もっぱらサイドメン活動に終始していた近年の古澤。 遂に重い腰をあげニュー・グループを始動させた。バンドの名はGNU=ヌー。 嘗てパパ・ラッコの異名をもつ氏が、ア…