持続するNO TRUNKS

国立駅南口3分ジャズバーです

2009-01-01から1年間の記事一覧

12月25日(金)vol.465

ベースの吉野氏以外は当店初登場の面々。アコギにベースにヴィブラフォン、そしてヴォイスまでもが加わった編成で、トリスターノやコニッツの曲を中心に演奏すると言うのだから、ただ事ではない。奇才、高柳昌行に長らく師事した廣木光一だからこそ成しえる…

12月18日(金)vol.464

年に3回くらいのペースでしょうか、このバンドの当店でのライヴ。メンバーが忙しい人達ばかりなので集合するのが至難の業なのだ。 今年はリーダーアルバムを2枚発売した松風氏。共に味わい深い内容で、あらためて氏の奥深い才能に脱帽する。そんな中でも、…

12月11日(金)vol.462

研太の参加した同じ編成のBOZOと比べると分かるけれど、ピアニストの趣味と言うか資質で随分違った音楽になるものだ。くるみの場合黒くて男っぽいジャズが好みらしく、音楽が野生的である。この人はもっと注目されるべきピアニストだと思う。清水くるみp4=…

12月5日(土)vol.461

結成されて3度目のライヴですが、既に当店屈指の名物バンドになっています。4人が4人、音楽に勢いがあり、華があるのです。バップからフリーまで見事に消化吸収したそのサウンドは、見せかけの技巧の罠にはまることなく人間味に溢れていて、観ていて爽快…

11月27日(金)vol.458

季刊Yoshigakiも4年目に突入。今回のお相手はこのところ当店出演頻度が高いバリトンの吉田氏。渋さ知らズオーケストラや板橋文夫オーケストラ、藤井郷子オーケストラとパワー・オーケストラに引っ張りだこのバリトン。二人の接点がどこなのかは知らないが興…

11月20日(金)vol.457

見事な秋晴れですね。雨の後の、空気中の汚れを全て洗い流したような、深遠で神々しい青空です。今この案内文を書いている自宅のディスクから空を見上げています。こんな日はサイクリング自転車に乗って多摩川縁を駆けてみると楽しいでしょうね。勿論サドル…

11月13日(金)vol.455

初のリーダー作の録音を終えて充実の増田嬢。若手〜中堅がベテランの胸を借りて一回り成長するシリーズ。前回の中牟礼氏に続いて今回は渋谷氏とのデュオ。ルイス×コニッツと云ったところでしょうか。渋谷毅p×増田ひろみas 初顔合わせ。面白くなる予感が・・…

11月8日

国立パワージャズ2009 http://powerjazz2009.web.fc2.com/

ライヴ時はミニマム・チャージ=1000円制をとらせて頂きます。(ライヴ時御一人様の飲食代が1000円未満の場合、注文数に限らず1000円のご請求となります)プラス、ミュージック・チャージを設定しておりませんので、演奏者に紙幣でカンパをお願いします。

11月6日(金)vol.453先日pit innでトリスターノ派の長老テッド・ブラウンとの共演を果たし意気揚々たる平井バンド。低い音量での熱のこもった演奏を追及することが、今後の課題であり目標とのことだ。確かに、トリスターノの音楽って静かで知的なんだけ…

11月2日(月)o.a.15=MC1000円

太田朱美fl独壇場 奇数月、第一月曜は朱美独壇場! 来年からは独壇場+になります。 当店で一人でやるのは暫らくありません。

水谷浩章さんからの急なお知らせです。

先週末、松風鉱一カルテットで宮崎へ行っていました。帰ってきたら、加藤さん、外山さん、水谷と順番にインフルエンザにかかってしまいました。インフルエンザは、熱が下がってから2日間は、外出しないように。との、医師からの指示を受けて、お客様にうつ…

10月30日(金)vol.451

久しぶりに外山明の参加したPhonoliteだ。ベース、ギター、フルートの編成だと室内楽的要素が強いのだが、ここにドラムが加わることによって躍動感が増し、スイング度がアップする(外山流変則スイングですが)。まるでエリック・ドルフィーやジム・ホール在…

10月23日(金)vol.449

富樫雅彦カルテットの盟友、井野信義。渋さ知らズ、大友良英やROVO人脈で共演暦の多々ある芳垣安洋。広瀬淳二と、まるでバミューダ・トライアングルのように惹かれあって3人が集結した。フリー・ジャズとフリー・ミュージックの地平線から巨大な宇宙船が姿…

国立POWER JAZZ 2009

今年も開催します。2009年11月8日(日) 当店でもチケット発売中!

10月16日(金)vol.447

渋さ5が多くて、渋さチビズが暫く当店から遠ざかっているので、久しぶりの片山広明である。そして久しぶりのドライ・シェリーである。1987年に録音されたアルバム「ドライ・シェリー」こそ、片山広明の原点である。このトリオと「そーかなバンド」のラ…

10月10日(土)vol.446

いつものmingaではなくニューヨーク在住のヴァイオリン奏者、定村史朗さんを迎えてのギグとなります。彼はエデイ・パルミエリ等のニューヨークのラテン・シーンやアバンギャルドなジャズ・シーンで活躍する真のインプロバイザーです。なお、一月ほど前のニュ…

10月2日(金)vol.444

懐の中にあるはずの手が拳銃を握って外に見えている。「こんな写真あったっけ?」と不思議がらせたジャケット写真が話題のスガダイローの新作。7月発売から3ヶ月、やっと全貌をno trunksに表す時が来た。ジャケ写のインパクトを凌駕するエキサイティングな…

本日9月28日はマイルス・デイヴィスの命日です。亡くなって18年の歳月が流れたわけだ。久しぶりにミュージシャン特集をやろうと、突然思いました。

そんなわけで、本日は映像も含めたマイルス特集です。マイルスのブツしかかかりませんのでご了承ください。マイルス・エレクトリック 〜 パフォーマンス・アット・ザ・アイル・オブ・ワイト[DVD]出版社/メーカー: ビデオアーツ・ミュージック発売日: 2004/11…

9月25日(金)vol.442

当店にフォーク・シンガーが登場するのは三上寛以来ですから(先日のおおはた氏はフォークと言うよりもS.S.W.でしょう)相当久しぶり。今年3月に発売された石田幹雄をフィーチャーしたニューアルバム「一片の音楽」はフォーク好きには堪らないナイスな出来…

唯一無二のザボ 瓢箪駒

9月18日(金)vol.440Gypsyバンド2度目の登場。私も昔からの大ファンであるガボール・ザボの哀愁サウンドを再現しようという試みです。何時の間にやらクラブ系のリスナーには相当認識されているようだが、ジャズファンにはまだ知らない人も多いザボ。 チ…

9月11日(金)vol.439

入谷の「なってるハウス」のスケジュールでも見たことないのだから、おそらく当店のみのバンドでしょう。歴戦のツワモノを、2頭の牝馬が刺激し煽ると云う塩梅です。還暦を過ぎて益々元気な松風鉱一が率いた、往年のサックス・ワークショップを想わせます。…

■Promotion at Saturday night

9月12日(土)PM7:00〜 新譜を試聴する会。秋 D.J.はディスク・ユニオン渋谷ジャズ&レアグルーヴ館の後藤氏です。紹介アルバム等の詳細は→http://d.hatena.ne.jp/sabio/ Paloma Recioアーティスト: Tony Malaby,Ben Monder,Eivind Opsvik,Nasheet Waits,…

9月7日(月)o.a.14=9時30分〜1ステージのみ=mc1000円 太田朱美fl、独壇場! 奇数月第1月曜は朱美night。

9月4日(金)vol.437

色々なスタイルの若手アルト奏者がいる。パーカー直系もいれば、コニッツに私淑する人、オーネット派も少し。立花君は誰なんだろう?と考えてとっさに浮かんだのが、飲み屋で師事したと言う現実を差し引いても、サン・ラー・アーケストラのマーシャル・アレ…

8月28日(金)vol.435

minga久しぶりです。中でも新澤氏参加のmingaは確か2度目。前回は何時だったか忘れるくらい前のことです。しかし彼のピアノの素晴らしさに耳を奪われた記憶があります。フュージョン系の人たちとの人脈が濃いので、ややもすればフュージョンの人と思われが…

洋輔繋がり

[ライヴ案内]8月21日(金)vol.434ピットインでの飛び入り演奏で山下洋輔を驚嘆させた、当時高校生だった林栄一。洗足学園時代、当時教授だった山下洋輔を驚かせたスガダイロー。 7月19日、日比谷野音「復活!山下トリオ」に満足仕切れなかった貴方に…

8月14日(金)vol.432

2月の林栄一とのデュオに続く2度目の登場。前回は弦を1本、成仏させていただきましたが、さて今回は? ブラック・ジャズとイエロー・ジャズが混ざり合い、押し合い圧し合い。情熱と哀愁が渦巻く。これが本当の意味での和ジャズでしょう。(決してナゴミジ…

 お願いしとく 藤沢周平

8月7日(金)vol.42920代後半から30代の、まさに駿馬と呼べる4人の若者が集結した太田朱美カルテット。今のところ当店のみの公演で、2度目の登場。遠からずこのサウンドを耳にした者は彼らをほっておくわけはなく、全国展開になるのは必至。嬉しいよ…

たそがれの夢 華乃家ケイ×渋谷毅

八月九日(日) 初の日曜ライヴは夕方6時開演。 懐かしさと、甘酸っぱさと、優しさを。