持続するNO TRUNKS

国立駅南口3分ジャズバーです

4月14日(日)7時〜
BLUE NOTE=アルフレッド・ライオンを極める
参加費500円+飲食をお願いします。

現在では名門レーベルとして有名なブルーノートは、1人のドイツ人がジャズを愛するあまり、ほとんど情熱だけで立ち上げた零細インディーズ・レーベルだった。そのドイツ人アルフレッド・ライオンは、まだ無名だったセロニアス・モンククリフォード・ブラウンハービー・ハンコック他多数の逸材を発掘し、まだセミ・プロのエンジニアだったルディ・ヴァン・ゲルダーを積極的に起用し、オルガン・ジャズなどの新しいスタイルを広め、60年代中期にはフリー・ジャズの歴史的名盤までプロデュースした。安直に流行を追うわけでなく、小賢しいマーケティング的思考も皆無だったが、結果的には新しい流行や大ヒット作まで生みだしたこともある。
ブルーノート設立からプロデューサー業引退までの28年半、ライオンが目指してきたものは、最後まで「良いミュージシャンに録音の機会を与えたい」という、単純明快にして最も根源的・本質的な部分だったのだ。                解説:池田洋行
『隔週刊 BLUE NOTE BEST JAZZ COLLECTION』(デアゴスティーニ)にて「BLUE NOTE & JAZZ HISTORY」連載中。

現在書店で売られている、CD付きの音楽誌で連載されている「ブルーノート&ジャズ・ヒストリー」は読み応えがあります。目からウロコの初めて目にする記事が満載です。ライターの池田さんが国会図書館まで出かけて過去の英文記事から詳細に取材しているからです。今まで知らなかったブルーノートやアルフレッド・ライオンにきっと驚くでしょう。
村上寛